依存家族への効果的アプローチ ~CRAFTの概要とその実際~

1病棟看護師、葉室さんの院内伝達講習が開催されました。

題して  『依存家族への効果的アプローチ ~CRAFTの概要とその実際~




依存症という病気は、家族を深く巻き込んでいく病気である・・・・。

からこの講習は始まりました。

医療従事者として、看護師として、、、、

患者様との関わりだけではなく、家族と患者さんのコミュニケーション技術を、家族の方にお伝えするためのアプローチを互いに学びあいました。

C (Community)  :コミュニティ
R(Reinforcement):強化する
A(And)
F(Family)     :家族
T(Training)    :トレーニング

CRAFT="コミュニティ強化と家族トレーニング”

私を主語にして話す・・・・・・・ 「あなたは~」でなく 「私は~思う」。
簡潔に話す・・・・・・・・・・・・・ 話の要点を明確に伝えよう。
肯定的に話す・・・・・・・・・・・ ネガティブ発言も肯定文に工夫してみよう。
具体的に話す・・・・・・・・・・・ 伝えるべきことは具体的に。
自分の感情に名前を付ける・・嬉しい、悲しいを表現しよう。
思いやりのある言い方を・・・・相手の側にたってみた言葉に変換しよう。
部分的に責任を受け入れる・・相手の責任でも一部分を自分に引き受けよう。
支援を申し出る・・・・・・・・・・・・お願いをしてみよう。

上記8ポイントを、参加者どうし例題を通して、お勉強しました。

患者様に伝えるため、ご家族の方に伝えるために、受けていたはずの講習も、最後は、『自分のため』と思って一生懸命聞いたスタッフも多かったようです
親として、夫として、同僚として、、、、仕事だけでなく、さまざまな人間関係を築くための有効なコミュニケーション・スキルを学ぶことができました。


葉室さん おつかれさまでした! そして、ありがとうございました