歯科講習(3病棟)
8月7日
午後より、
歯みがき講習を行いました

今回で、3病棟で行う口腔ケアは3回目です。
今回は職員に自分の歯ブラシを持ってきてもらい、
歯みがき指導と患者さんへの口腔ケアの手順を受けました。
食後 患者さんの口腔内をブラシや歯ブラシで
ケアしていますが、ちゃんとできているのでしょうか??
口腔ケアで大切な事は、痛がらせないことだそうです。
また、スタッフが悩む『口を開けてくれない患者さん』や
『うがいができない患者さん』にはどういった口腔ケアを行えばいいのか等、
普段スタッフが悩んでいることも教えていただきました。
うがいができない方に多い「 嚥下障害 」があります。
食べている時に むせたり、誤って唾液や食物が気管に入りやすくなっていたり
寝ている時に汚れた唾液がのどから気管に入り、肺炎を発症してしまうことがあります。
こういう方への歯みがきの仕方も教えて頂きました。
歯磨き中にむせる方は、歯ブラシで磨いていない側の奥歯のあたりに
ガーゼやティッシュを当てて、水分を吸い取る方法など、
案外 身近にあるもので誤嚥を防ぐ事ができると言う事も気付かせてもらいました。
歯みがきは、誤嚥性肺炎を予防すると言われています。
鼻腔栄養や胃ろうの方など、
口から食べていないから歯みがきはしなくて良い と
思われがちですが、唾液の分泌も減り、
自浄作用が低下するために、尚 いっそう口腔ケアが大切です。
きれいな唾液は肺炎になりにくいそうです。
口腔ケアを行う前には、水やジェルで湿らせてから行います。
いきなり行うのではなく、歯ブラシを見せ、タッチングや顔のマッサージから入ります。
また 体位を整える事も重要です。
麻痺のある方は どうしても麻痺側に体が傾きがちです。
患者さんの足の位置や、目線の高さに合わせる事などが重要です。
目線を合わせず、患者さんの目線が高くなると誤嚥しやすくなります。
床上で過ごされている患者さんで、ギャッチアップが無理な人は、
顔を横に向けて麻痺側を上にし、顎は引いて行います。
麻痺側は食物が残りやすいので注意します。
など、講義を受けました。
今回、いろいろな口腔ケアグッズも紹介していただき、
実際にスタッフが使ってみたりもしました。
スタッフの人手不足や、忙しさからついつい手を抜きがちになりますが
惰性や役目ばり的に歯みがきを行うのではなく、意味のある口腔ケアを
していかなくては、と講習を受けたスタッフは考えたのではないでしょうか。
3病棟で「歯みがき」と言えば、田中ナースです。
はみがき講習の依頼から曜日のセッティングなど色々されました。
田中ナース本人に感想をもらいました。
『 歯みがき講習に参加して、歯みがきの重要性が少しでもわかっていただいたと思っています。
口の中がいかに汚れているか、細菌の住み易い場所が寝ている間にどれだけ繁殖しているか、
歯みがきの重要性、必要性を感じていただけたらと思っています。
この勉強会を通じ、歯みがきが好きになっていただけたら嬉しいです。』
との事です。
9月より、3病棟の歯みがきは食事介助者がメインですが、
いままでの昼食後に加え、夕食後も行うようになりました
少しずつスタッフの意識を変えている田中ナース、すごいです


記事 ほうし
午後より、
歯みがき講習を行いました


今回で、3病棟で行う口腔ケアは3回目です。
今回は職員に自分の歯ブラシを持ってきてもらい、
歯みがき指導と患者さんへの口腔ケアの手順を受けました。
食後 患者さんの口腔内をブラシや歯ブラシで
ケアしていますが、ちゃんとできているのでしょうか??
口腔ケアで大切な事は、痛がらせないことだそうです。
また、スタッフが悩む『口を開けてくれない患者さん』や
『うがいができない患者さん』にはどういった口腔ケアを行えばいいのか等、
普段スタッフが悩んでいることも教えていただきました。
うがいができない方に多い「 嚥下障害 」があります。
食べている時に むせたり、誤って唾液や食物が気管に入りやすくなっていたり
寝ている時に汚れた唾液がのどから気管に入り、肺炎を発症してしまうことがあります。
こういう方への歯みがきの仕方も教えて頂きました。
歯磨き中にむせる方は、歯ブラシで磨いていない側の奥歯のあたりに
ガーゼやティッシュを当てて、水分を吸い取る方法など、
案外 身近にあるもので誤嚥を防ぐ事ができると言う事も気付かせてもらいました。


歯みがきは、誤嚥性肺炎を予防すると言われています。
鼻腔栄養や胃ろうの方など、
口から食べていないから歯みがきはしなくて良い と
思われがちですが、唾液の分泌も減り、
自浄作用が低下するために、尚 いっそう口腔ケアが大切です。
きれいな唾液は肺炎になりにくいそうです。
口腔ケアを行う前には、水やジェルで湿らせてから行います。
いきなり行うのではなく、歯ブラシを見せ、タッチングや顔のマッサージから入ります。
また 体位を整える事も重要です。
麻痺のある方は どうしても麻痺側に体が傾きがちです。
患者さんの足の位置や、目線の高さに合わせる事などが重要です。
目線を合わせず、患者さんの目線が高くなると誤嚥しやすくなります。
床上で過ごされている患者さんで、ギャッチアップが無理な人は、
顔を横に向けて麻痺側を上にし、顎は引いて行います。
麻痺側は食物が残りやすいので注意します。
など、講義を受けました。
今回、いろいろな口腔ケアグッズも紹介していただき、
実際にスタッフが使ってみたりもしました。
スタッフの人手不足や、忙しさからついつい手を抜きがちになりますが
惰性や役目ばり的に歯みがきを行うのではなく、意味のある口腔ケアを
していかなくては、と講習を受けたスタッフは考えたのではないでしょうか。
3病棟で「歯みがき」と言えば、田中ナースです。
はみがき講習の依頼から曜日のセッティングなど色々されました。
田中ナース本人に感想をもらいました。
『 歯みがき講習に参加して、歯みがきの重要性が少しでもわかっていただいたと思っています。
口の中がいかに汚れているか、細菌の住み易い場所が寝ている間にどれだけ繁殖しているか、
歯みがきの重要性、必要性を感じていただけたらと思っています。
この勉強会を通じ、歯みがきが好きになっていただけたら嬉しいです。』
との事です。
9月より、3病棟の歯みがきは食事介助者がメインですが、
いままでの昼食後に加え、夕食後も行うようになりました

少しずつスタッフの意識を変えている田中ナース、すごいです




