3病棟勉強会 【メンタルケア】
H27年7月9日 畠江ナースによる勉強会を行いました。

メンタルケア
① 接し方の原則。
② メンタルケアの10か条
③ パーソンセンタードケア
① 患者さんへの接し方として
・視野に入って話す。
・ゆったりと、はっきりと。
・簡潔に伝える。
・わかる言葉を使う。
・感情に働きかける。
その他、昔話を聴く、現実を強化。
② メンタルケアの10カ条
・なじみの人間関係を作って、安心・安住
・高齢者の心や言動を受容・理解
・高齢者のペースやレベルに合わせる。
・理屈による説得よりも共感的理解を図る。
・よい点を認め、孤独に放置しない。
・ふさわしい状況を与える。
・高齢者は変化に弱い為 急激な変化を避ける。
・高齢者の今を大切にすること。
③ パーソンセンタードケア
・(急がせる)(できることをさせない)
・(無視する)(物扱い)などの行為が認知症高齢者を傷つける。という考え。
・認知症高齢者は人間性を喪失ではなく、むしろ隠されて他人にはわかりにくくなっている。
*周囲の人は無視せず人としての関係を持つ事が大切。
基本となる関わり。
・ノンバールコミュニケーションを中心に。
認知症高齢者は、ケアをする側の感情に左右されやすい。
・穏やかに接すると穏やか。
・怒りで接すると怒り。
BPSDと環境
・落ち着かない環境では 周辺症状が目立つ。
・居心地の良い環境では 周辺症状は目立ちにくい。
*BPSDは患者さんの心の表れと理解する。
*患者さんの心理社会的背景を充分把握して何を訴えているのかを考える。
*その訴えに対して何ができるか話し合う。
*(認知症全般)(疾患別)(個別)という3つの視点から多面的に検討。
2回目 勉強会に参加したスタッフからの感想です。
平井さん
パーソンセンタードケアは 最も重要とすべきところと思った。
特に「物扱い」 は 車椅子の患者さんを気持ちのあせりから 「ここに置いときます。」との声もチラホラ聞かれ反省すべき所である。
患者さん⇔スタッフ
スタッフ⇔スタッフの声掛けで患者さんの今を大切にしたいと思います。
山本さん
・たとえ認知症があっても人間として、又 人生の先輩としてうやまい、尊重しなければならないと思う。
記憶は残らなくても感情はいつまでも残る為ケアする側の感情に左右されるのも理解できる。
なるべく笑顔で、接していけるよう努力したいと思った。
勉強会の最中、オルゴールを流していたが患者さんにも音楽療法として使えそうな気がした。
気持ちがイライラしていたり、落ち着きのない患者さんに気持ちの安らぐ音楽を聴いてもらうのも効果的なのかもしれない。
兵頭さん
・メンタルケアの勉強会を終えて、実際の業務の中で患者さんに対する思いやりや尊重する心をどこかに置き忘れていることに気付かされる 良い機会となった。
誰しも人間であるがゆえに イライラしたり口調が荒くなるとき 畠江さんの“患者さんは人生の先輩である。” “笑顔で” “あたたかみを持ち接する”などの言葉が頭に残り 今は 一呼吸おいて出来る限り笑顔で あたたかみを持ち接するように心がけるようになった。
まだまだ不十分ではあるが 心の中にいつもオルゴールの音が流れているような穏やかなナースへ成長していけたら良いと思う。
ほうし
・勤務の都合で勉強会には参加できなかったけど 資料をみて、反省することだらけでした。
患者さんに接する時、自分に余裕がないと感情で返してしまったりムキになることが多々あります。
こういう言い方は良くないなとか こういう持っていきかたは お互い疲れるだけだなと解っていながらも、忙しかったり業務に追われていると つい悪い対応をしてしまってます。
これを 機に自分の対応を反省し 客観的にみても恥ずかしくない対応を心掛けたいと思います。
記事 ほうし

メンタルケア
① 接し方の原則。
② メンタルケアの10か条
③ パーソンセンタードケア
① 患者さんへの接し方として
・視野に入って話す。
・ゆったりと、はっきりと。
・簡潔に伝える。
・わかる言葉を使う。
・感情に働きかける。
その他、昔話を聴く、現実を強化。
② メンタルケアの10カ条
・なじみの人間関係を作って、安心・安住
・高齢者の心や言動を受容・理解
・高齢者のペースやレベルに合わせる。
・理屈による説得よりも共感的理解を図る。
・よい点を認め、孤独に放置しない。
・ふさわしい状況を与える。
・高齢者は変化に弱い為 急激な変化を避ける。
・高齢者の今を大切にすること。
③ パーソンセンタードケア
・(急がせる)(できることをさせない)
・(無視する)(物扱い)などの行為が認知症高齢者を傷つける。という考え。
・認知症高齢者は人間性を喪失ではなく、むしろ隠されて他人にはわかりにくくなっている。
*周囲の人は無視せず人としての関係を持つ事が大切。
基本となる関わり。
・ノンバールコミュニケーションを中心に。
認知症高齢者は、ケアをする側の感情に左右されやすい。
・穏やかに接すると穏やか。
・怒りで接すると怒り。
BPSDと環境
・落ち着かない環境では 周辺症状が目立つ。
・居心地の良い環境では 周辺症状は目立ちにくい。
*BPSDは患者さんの心の表れと理解する。
*患者さんの心理社会的背景を充分把握して何を訴えているのかを考える。
*その訴えに対して何ができるか話し合う。
*(認知症全般)(疾患別)(個別)という3つの視点から多面的に検討。
2回目 勉強会に参加したスタッフからの感想です。
平井さん
パーソンセンタードケアは 最も重要とすべきところと思った。
特に「物扱い」 は 車椅子の患者さんを気持ちのあせりから 「ここに置いときます。」との声もチラホラ聞かれ反省すべき所である。
患者さん⇔スタッフ
スタッフ⇔スタッフの声掛けで患者さんの今を大切にしたいと思います。
山本さん
・たとえ認知症があっても人間として、又 人生の先輩としてうやまい、尊重しなければならないと思う。
記憶は残らなくても感情はいつまでも残る為ケアする側の感情に左右されるのも理解できる。
なるべく笑顔で、接していけるよう努力したいと思った。
勉強会の最中、オルゴールを流していたが患者さんにも音楽療法として使えそうな気がした。
気持ちがイライラしていたり、落ち着きのない患者さんに気持ちの安らぐ音楽を聴いてもらうのも効果的なのかもしれない。
兵頭さん
・メンタルケアの勉強会を終えて、実際の業務の中で患者さんに対する思いやりや尊重する心をどこかに置き忘れていることに気付かされる 良い機会となった。
誰しも人間であるがゆえに イライラしたり口調が荒くなるとき 畠江さんの“患者さんは人生の先輩である。” “笑顔で” “あたたかみを持ち接する”などの言葉が頭に残り 今は 一呼吸おいて出来る限り笑顔で あたたかみを持ち接するように心がけるようになった。
まだまだ不十分ではあるが 心の中にいつもオルゴールの音が流れているような穏やかなナースへ成長していけたら良いと思う。
ほうし
・勤務の都合で勉強会には参加できなかったけど 資料をみて、反省することだらけでした。
患者さんに接する時、自分に余裕がないと感情で返してしまったりムキになることが多々あります。
こういう言い方は良くないなとか こういう持っていきかたは お互い疲れるだけだなと解っていながらも、忙しかったり業務に追われていると つい悪い対応をしてしまってます。
これを 機に自分の対応を反省し 客観的にみても恥ずかしくない対応を心掛けたいと思います。

