3病棟レク【寸劇かちかち山】

今日の スタッフによるレクリエーションは OT梅野氏とほうしによる 「寸劇 かちかち山」です。
幼い頃、祖母に聞いていたかちかち山の話を今回 寸劇でおこないました。
性悪タヌキは ほうし担当。
おじいさん、おばあさん、ウサギは梅野さん担当です。
祖母から聞いていたかちかち山は 性悪タヌキがいつも おじいさんを馬鹿にして 囃し立てる所から物語は始まります。
おじいさんに向かって タヌキが
「あの じぃ~の田打ちジイ。 の~ちゃ~尻 ドカドカ~」 と 囃子たてます。
おばあさんをだまし殺し タヌキ汁ならぬ ババ汁をこしらえて
おじいさんに食べさせたり
おいしいおいしいと 言って食べるおじいさんに向かって タヌキが
「ババ汁食って うまかった~ まぁだ~奥歯に挟まっちょう」 などと とても残酷な事を言うシーンや
方言丸出しの 独特の言い回しなどがあります。
今の昔話では 考えられないような残虐性のある内容ですが。
台本を見ながら 頑張っています。
なにせ、当日 打ち合わせ、アドリブありの寸劇なので。

畑を耕すおじいさんをいつもからかっていたタヌキが トリモチを仕掛けられ、とうとう、おじいさんにつかまってしまう場面です。

小道具も用意♪

鍋から お椀にババ汁をよそおいます。

おばあさんを叩き殺して ババ汁をつくり おじいさんに食べさせています。
おわんの中に ビーフジャーキを仕込んでいます。

おじいさんが ババ汁を食べながら 「この肉は 硬いな~」と言っている場面です。
おばあさんに化けたタヌキはババ汁をおじいさんに食べさせながら 「年寄りタヌキだからですよ」と しゃあしゃあと言い放ちます。

みんな寝らずに 聞いてくれています。

周りのスタッフも 場面を盛り上げてくれています。

患者様に 物語の情景が浮かべばいいな~と 思いながら 必死です。

患者様の間を 走り抜けたり 動きも加え 寸劇は進みます。

敵討ちをするウサギになりきっています。

劇が進むにつれ 梅野氏の演技に拍車がかかり・・・。 情感豊かに 役なりきっています。

寸劇が終わる頃には なくほど感動?してくださる患者様もいて・・・。

笑ってくださる方もいて 無事に レクリエーションを終える事ができ ほっとしました。

小さな頃 昔話をしながら私を寝かせつけてくれていた祖母に 心の中で感謝しました♪

