職員腰痛予防講義

今月に病院職員を対象とした腰痛予防講義をすこやか職員のPTさんにして頂きました
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講義内容は以下のものでした
腰痛とは
腰痛には急性腰痛(ぎっくり腰)→4週間以内に良くなるケースが多い
慢性腰痛→3か月以上痛みが続くもので完治しにくい
ボディメカニクスについて
力学的原理を活用した介護技術の事で、無理のない自然な姿勢で介護することにより腰痛予防に繋がる
原則として、
・支持基底面を広くして、重心を低くし安定した姿勢で行う
・本人にできる限り接近する
・てこの原理を活用する
・身体を小さくまとめる
・身体をねじらない
・膝の屈伸(大きな筋肉群を利用し)水平移動
・残存能力をうまく活用する
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腰痛予防ストレッチについて
効果→腰椎の前湾減少・疲労回復・けがの予防・リラクゼーション
ポイント→息を止めずにゆっくりと吐きながら伸ばしていく。痛みのない程度まで伸ばす(心地よい痛みなら可)。反動、はずみ
はつけない。伸ばす筋肉を意識する。
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などなど実際にモデルを通して詳しく講義をして頂きました
そして、現在は各病棟で毎日腰痛予防ストレッチを行っております
普段患者様に対して一日の始まりのためのベッドから車椅子への移乗から、入浴、トイレなど直接身体を近づけて介助をして関わる場面が多いため援助者側も無意識のうちに腰に負担がかかり知らず知らずの内に痛みを抱える事が多いと言われています
そのためにも日々のストレッチが重要となり、それが自然と患者様への援助にも繋がっていると考えさせられました
是非とも取り入れてみては?...