院内感染職員研修会

H27年12月25日(金) 13:30~ 院内感染職員研修会が行われましたP1000851_20151226111214b8a.jpg
毎年、冬になると、ノロウィルスが原因で起こる感染性の胃腸炎が流行し、猛威を振るいます。
医療現場で発生すると、医療者を介して広がることになります。
そこで、排泄物・嘔吐物の処理の仕方、うがい、手洗いの仕方などの研修が行われました。
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演者は、アンガーマネージメントでおなじみの松田Nsです。
①ノロウィルスセットが各病棟準備されており、保管場所を確認しておくこと
②下痢便を失禁した場合、想像以上に汚染範囲が広いこと
③排泄物・嘔吐物の処理の手順
④手指消毒   手指衛生の原則は 「一処置、一手指消毒」
⑤うがいの仕方と効果
の説明が行われました。
ちなみに、イソジンでうがいをしている人は、水うがいどころか、うがいをしない人と
同じくらい予防効果がないという報告もあるそうです。イソジンに含まれるヨード液が
のどに常在する良い菌を破壊し、ウィルスの侵入を許したり、正常の細胞まで障害
してしまうためと考えられているようです。
緑茶・紅茶 〉 塩水 〉 水 〉 イソジン・うがいをしない人 の順に効果があるそうです
しっかり知識を蓄え、感染予防や、感染の広がりを防止に努めていきたいです。