経管栄養患者の経口摂取への取り組み

H30年12月13日及び18日の2日間 当院会議室にて、言語聴覚士 藤川 仁先生による
経管栄養患者の経口摂取への取り組みについて講義が行われました。

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まずは吉村院長の挨拶
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良創夢の言語聴覚士 藤川 仁先生
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嚥下障害を起こす原因には、加齢によるものや、下に悪い影響を及ぼす薬剤、
逆に嚥下に良い影響を及ぼす薬剤があり、
どういう理由で嚥下障害を起こしているのか評価することが大切という事でした。


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真剣に講義を受けるスタッフの皆さん

経管栄養患者さんが経口摂取に移行するためには、
経口摂取を開始する基準があり、その他、口腔ケア、嚥下反射促通訓練、
水分にとろみをつけたり、体位の工夫、食器の工夫など説明がありました。
その中でも、一番大切な事は、1~2人が頑張ってもダメで、
目的を皆で共有して、病院や施設全体で目標をもってやっていく事が大切という
事でした。

病院や施設での生活における関心事の第1位は“食事”ということで、
人としての尊厳を保ち、QOLを高めるためにも、有意義な講演に
していきたいと思いました。

講義内容を振り返りながら、患者様の看護・ケアに当たりたいと改めて思いました。

記事担当 橋本・木原(教育研修委員会)