院内研修「暴力を起こさせない看護」

今月は二回にわたり、1病棟の吉岡師長を講師として「暴力を起こさせない看護」院内研修を行いました。


まず患者様が暴力を起こさないふだんの状態から、ナースの対応により立腹され、暴力を起こしそうになる場面、別のナース2名の介入で暴力を起こさずにすんだ、というシーンを見ます。

その後、おかしな所や、どうして患者様が立腹してしまったのか、わたしならこうする、このナースの対応はおかしい、どうおかしいのか、こちらのスタッフはきちんとされているね、そういえば私達も以前こんな場面があったねなど、ディスカッションを行いました。

1.攻撃性に対する「リスクアセスメント」
2.怒りや攻撃性をしずめるための「ディエスカレーション」
3.暴力行為に対してチームで身体的介入をはかる「チームテクニクス」
4.突発的におそわれた際に適切に逃げるための「ブレイクアウェイ」
5.暴力がおさまった後のアフターケアとしての「ディブリーフィング」
日々の看護、ケアの際、無意識に行っているようで、もしかしたら出来ていないかも。こうして、勉強会で確認できたのかも。
スタッフサイドは繰り返しの勉強会を行いますが、患者様も環境調整や認知行動療法を行い、ともに日々、前進して行けたらなと、考えました。
勉強するって、大事だなー😅 酒田でした。